ブログを見ていただきありがとうございます。
つい先日のこと
いつも、元気をもらえるご夫婦のお家が、火災にあってしまいました。
私が知ったのは 次の日。
現場も見ていなかったのですが
脱力感と喪失感で声も出ませんでした。
火災は深夜
23時位 サイレンの音は聞いていたんです!
私は地元の消防団に所属していますが、出動する地区では無く、要請も無かったため消火の手伝いには行きませんでした。
こんなに身近な方が、火災にあって住み家を無くしてしまった… ショックでした…
ご夫婦家族のことを考えると、 すぐにでも会いに行って、声をかけて、お手伝いしてあげたい。
そう思う自分と
傷心されているところに 野次馬みたいではないのか?
と思う自分がありました。
考えても仕方がないので
正午頃現場へ
警察消防で現場検証の中 奥さんが 燃え残った荷物を運んている様子を、少し遠目から見て、声をかけるか 正直迷ってました…
私が車を降りると、奥さんが来てくれて
「ご迷惑かけてすみません、燃えちゃいました…じいちゃんが亡くなってしまったけど 頑張ります。」と
先に声をかけてくれて…
情けないことに
いつも通り私が元気と勇気をもらってしまいました…
ご家族が元の生活リズムに戻れるまで、私のできることで協力したいとおもってます。
住宅を造る側として考える事ですが
1番はご家族の命を守ることです
地震では→倒壊しない!
火災では→燃えない、燃えにくい、早期に発見する、逃げるまでの時間をかせぐ です。
2番目はご家族の生活を守るです
地震では→地震の後も自宅で生活が出来ること。耐震等級3の強くバランスの良い構造体であること。
火災では→石油ストーブなど燃焼系の暖房を使わないように、断熱気密を確保して、少ないエネルギーで暖冷房できる事。温度ムラを少なくする計画(停電時にも効果がありますし 電気代も抑えられます)電気配線は無理のない計画 接続部の安心の確保が出来ているもの。コンセントの位置そして、電気回路図を正確に残す事。
安全性では→子供から 妊婦さん お年寄りまで幅広い年代が生活すること、また、自分も変化していく事を理解し配慮する事が大事だと思っています。
鐵庄工務店では この2番目を基本にすることで リスクを減らそうと考えています!
今回 火災はおきてしまいました
ですが
これは学びとして 教訓として そして
いつでも身近にある事として
住宅を造る側 生活する側共に考えていきたいと思います。
皆さん身近にある危険にご注意ください。
コメント