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北茨城市大津町には5年に一度の御船祭(おふねまつり)があります
神輿を木造船に載せて町内を巡幸し,豊漁や海上安全などを祈願するお祭りなんです。
現在私も世話人として、お世話になってます。
このお祭りですが
船を水の上ではなく、道の上(道路の上)を走らせます(ʘᗩʘ’)
走らせる?って言うか皆で引っ張ります
タイヤなどはありません
そろばんと言う井桁に組んだ樫の木を敷いて、皆で引っ張るんです。
お囃子と木の擦れる音、摩擦で焦げた匂い 煙と湯気 気合もあって凄い熱気!
ただ引っ張るのは大変ですので
接地面を小さくするために、引く寸前に船の両脇に飛び付き、揺すります!
こちらも凄い熱気!
船の軋む音も凄い(((;ꏿ_ꏿ;)))
ですので、当然船は傷みます
前回のお船は16年前お祭りのために造られ、祭りを4度盛り上げてくれました。クラバウターマンも大変だったと思います。
それ以前は 実際に漁で活躍していた船を引いていたそうですが、現在では現役木造船はありません。
本来海を進む船が 揺すられて 陸を引っ張られちゃんうですから当然傷みますよね、お祭りの後の修理メンテも大変です。
木造船、昔は各地で船大工と呼ばれる人達が造ったりメンテナンスしてたんでしょうねー
船大工さん?居ればお話聞きたいし、メンテも頼めるんでしょうけど
港町に住んでても最近は聞かないです うーん(٥↼_↼)
今回の祭事船は兵庫県で造ってもらったそうです。兵庫県には船大工さんいるのかなー?ウォーターセブンみたいに(◔‿◔)
昨今木造船を造れる船大工さんは、ほぼいないんでしょうね… FRPの船が主流で 木造船の需要無いでしょうからね(・o・;) 木製と言うとエコなイメージありますが、船の場合はどうなんでしょう?私が思うに、FRPの船に比べて木造船は 重い!メンテナンスが大変!材料がない!高い!色々思いつきますよね! でも何だか船大工さんがいなくなるのは淋しいですね。
……ん! FRP?木製?
似た話が住宅でもありますね!
住宅の窓は樹脂製 木製
窓は今のところ 樹脂より木製のほうが、性能からすると優れています、何よりカッコイイし、愛着が湧きますよね。
木造船も丈夫で愛着があり、なかなか手放せなかった船主さんはいたと思います。でも 愛着だけでは仕事にならなかったんだと思います。
丈夫で速かったり、燃費が良かったり 、その他に優れていれば、今も現役だったと思いますし、船大工さんも需要が有ったと思います。
その点 住宅では、木を使うメリットがいっぱいあります、ですので大工さんの需要は無くならないです!
でも今 大工さんは絶滅危惧種になってます! ブログを書きながら思いました、船のFRPと木造のように
住宅も新建材が多くなり、スピード重視 量産を迫られ、賃金安で笑顔を無くした職人さん達、それを見ていた子供たち、大工さん達も、自分の息子には職人だけはやめろと言ったと思います、現在の職人不足はこうして起こったのかなーと思いました。
やはり大工さんは木と共に有るべきだと思いますし、楽しい職業だと思います。
鐵庄工務店でも若い?大工さん。
大工さんになりたい若い方募集してますー。
木造船のようなことはないと思いますが、地球上で家を建てる以上、木を使わなくなることは無いと思いますし、使っていく義務があると思います、
森〜海 その間に上手く共存させてもらう、そんな関係、無理せず自然に負荷をかけずに暮らせる、そんな住宅をこれからも目指して行きたいと思います。
茨城県北茨城市高気密高断熱耐震等級3で高耐久で自然素材の注文住宅をつくる鐵庄工務店ですエリア。中古住宅のリフォーム、 リノベーションをやっています。福島県いわき市エリアも施工対象です。
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